マーケティング職の仕事が辛い、辞めたい人へ。悩みを解決するには

マーケティング職は幅広く、モノやサービスを生み出し、世に送り出す仕事です。

CMを作ったり、コンパニオンとともにイベントに出たり、キラキラした印象の職種ですが、実は仕事が予想以上に大変で、辛いと感じる人は少なくないでしょう。

今回は、計4社で10年マーケティング職をやってきた筆者の経験を踏まえて、マーケティング職の悩みや解消方法のヒントをご紹介します。

マーケティング職が仕事で悩むのはどんなこと?

人間関係・他部署関係

人間関係や他部署との関係の悩みはマーケティング職には多いでしょう。

何かを企画し、社内の関係部署と連携しながら実現する仕事ですのである意味「仕事を生み出す」部署です。

あたりまえですがこれは「売上を生み出す」ことですので他部署に文句を言われる筋合いはありませんが、他部署からすると仕事を増やす面倒な相手になりがちです。

そんな中、マーケティングは他部署に動いてもらえるようにモチベーションを上げて引っ張っていかなければいけなく、それ自体が辛いと思う人は多くいます。

参考記事:マーケティング職が人間関係で悩むパターンと人間関係構築のコツ

担当商材が好きになれない

ささいな事に聞こえるかもしれませんが、実は仕事に対してのやる気に大きく影響をすることです。

マーケティング職の人はたいていどの部署よりもその担当商材やブランドに詳しく、それのすばらしさを社内だけではなく社外の取引先や消費者に伝えなければいけません。

そんな仕事なのに、本音では担当商材がイマイチ・・・と思っていると日々の仕事にやる気はでなく、辛いかもしれません。

仕事についていけない

これもマーケティング職に限りませんが、特にマーケティング職は仕事の仕方や競合他社の動きが早く、ついていけなくなることが実際おきます。

それに加え、発売日や公開日などに追われる仕事でもあるので、そのスピード感についていけなくなり、辛いと思う人は周りでもよく見かけます。

仕事についていけないマーケティング職が勉強すべきこと

スケジュール管理・進捗管理

まずマーケティング職で一番「ついていけない」と実感しやすいのは仕事のスピードです。

マーケティングは期限に追われる仕事ですので、それについていけないと誰から見ても「遅れてる」のが明確で、ものすごいプレッシャーやストレスを感じるでしょう。

当たり前のように聞こえますが、これを回避するためには上手なスケジュール管理が必須です。

単独作業での仕事は目の前のものをこなし、一連の作業を淡々と進めれば期限に間に合いますが、マーケティング職は何かを実現するために社内のすべての部署に加え、社外の代理店や下請け企業とも連携を取ります。

このように無数の相手と仕事をしていると何が終わっていて、何が自分のアクション待ちで、何が相手のアクション待ちかわからなくなってしまいます。

期限から逆算し、なにをいつまでに完了する必要があるのかを明記した後、それに詳細を加え誰が誰に何を終わらせることで期限に間に合うかまで明確にしましょう。

この管理の方法を周りで得意な人や、プロジェクトマネージメントの本などを参考に勉強すれば、この悩みから脱却できるかもしれません。

分かりやすく、行動に移しやすいブリーフィングが大事

マーケティングは社内外の無数の関係者と仕事をします。

マーケティング職の仕事は、ほとんどの場合、マーケティングが企画し、ものごとを主導して進めるので、周りに仕事を依頼することが多くなります。

例えばデザイン制作は社外のデザイナーに、開発は技術開発部になど、関係部署に様々な仕事を投げます。

その時になによりも必須となるのは明確な「ブリーフィング」です。

ブリーフは依頼書や指示書のようなものですが、これは必ずしも正式文章である必要はありません。

簡単に言うと、何が目的で、何を依頼して、どのような基準で成果物を評価をし、いつまでに欲しいかを関係者に伝えるものです。

できるだけ詳細に、かつ分かりやすく依頼を出さなければ、仕事を依頼された側は、進行中にも都度都度、不明点が出てきてしまい素早く仕事に取り掛かれません。場合によっては、途中まで作ったけど、曖昧な依頼だったために作り直しが発生してしまい、ドンドン締め切りが迫ってくるといったケースもあります。

そうしてドンドン忙しくなってしまい、マーケティング職の人は仕事についていけなくなります。

一発で意思が伝わり、結果が出てくればこの悩みはなくなります。

マーケティング職のまま転職をして、悩みを解消する方法

上記のような悩みはマーケティング職にはありがちですが、もちろん全ての企業や業界にもあてはまるものではありません。

会社によってマーケティング部の役割は様々です。

例えば他部署との連携でいうと、リーダー的マーケティング部署を持つ企業もあれば、広告制作や製品デザインだけを担当するマーケティングしかしない企業もあります。

人には必ず得手不得手があります。苦手な範囲の仕事をずっと続けるのはキャリア的にも良くないでしょう。

自分が得意な範囲のマーケティング仕事に専念できる会社は探せば必ず見つかります。

加えて、マーケティング職であれば例えばメーカーのマーケティングから代理店のクリエイティブ業務など、幅広い分野から特殊技能的な分野に移ることも可能です。

やりたい事が明確にあれば、悩まなくて済む環境も社外には必ずあります。

マーケティング職のキャリアを活かして他の職種に転職をする方法

マーケティング職は、「現状分析」、「企画立案」、「企画実行」など一通りの経験を積める仕事です。

これらの能力は確実にどの職種でも活かせるものですので、あとはどのような仕事をしたいかで転職の幅はかなり広がります。

例えば営業職などであれば、取引先のニーズを把握し、それに応える企画や提案を出し、それを実際に商談し届ける仕事ですので、マーケティングからそのまま転職をしても有利になるでしょう。

例えばマーケティングでは大きな広告費の予算管理や売り上げ管理を行う事もあるので、財務経理系の仕事への転職も現場での予算経験があれば意外と活用できます。

マーケティング職を経験したのであれば、自分の経験やキャリアを「マーケティング」し、うまく次に繋がる戦略を考えることが出来るはずです。