人事のよくある本音の転職理由5選

人事職

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転職を検討しようかな。でも他の人事の人達は、どんな理由で転職しているんだろう?本音を知りたい。

本記事は、こんな疑問に答えます。

「自分は一生この会社で働き続きていいのだろうか。」と疑問に思うときは誰でもあると思います。もっと自分を評価してくれる、やりがいを感じられる、自分にぴったりの会社があるのではないか?と。

勤務している会社に不満がなければ転職をしたいとは考えないはずです。それでは転職を考える要因となる不満要因はどのようなものがあるのでしょうか。

転職をしようと思い始める理由は人それぞれありますが、筆者の12年間人事職で働いてきた自分と周りの人を見ても、本音の転職理由でよくあるパターンは4つあります。

  1. 年収が低い
  2. 人間関係が辛い
  3. 八方美人になりすぎて疲れる
  4. 会社の機密情報や社員の個人情報を知りすぎて耐えられない

一つずつ見ていきましょう。

尚、転職活動で実際に応募先に伝えるべき転職理由(志望動機)については下記の記事を参考にしてください。

⇒人事の転職。刺さる志望動機の書き方

人事の転職理由①年収が低い

人事の転職理由①年収が低い

どの職種でも転職理由の大きな一つに、収入の不満がありますよね。

人事職は特にこの傾向があるように思えます。

なぜなら人事は幸か不幸か、社員全員の給与額を知ってしまいます。人事評価も知ってしまいます。

要領が良く仕事を他人任せの人、仕事の結果が出せない人、休んでばかりの人の評価と給与額を知ってしまうと、自分より仕事していないのになぜこんなにもらっているのか?と不公平と感じてしまうのです。

さらに人事総務といったバックオフィス系の部署は、営業・開発・企画・マーケティングなど売上を生み出す部署と比較して収入が低い傾向にあります。

会社の生命線である「人」という最も大切な財産を管理・育成している部署なのにです。

また中途採用業務を通して転職市場や年収相場についての理解があるので、自分が転職を出来る可能性やどれくらい年収アップが出来そうかがある程度分かってしまうこともあります。

転職すれは条件が良くなると知ってしまうことが、人事の転職理由の要因であると考えられます。

年齢ごとの人事職の年収推移

では、年齢ごとに人事職の年収はどのように推移するのでしょうか。

人事の平均年収は2017年マイナビ調査によると482万円となっています。

さらに以下の表は、大手転職エージェントDODAが作成した、職種別の平均年収調査です。2016年9月~2017年8月にDODAに登録をした約29万人のデータから抽出した数値となっています。

DODA調査:年齢別の人事職平均年収平均年収ランキング2017職種別 平均年収:DODA

人事職の年齢別の平均年収は、

  • 20代:392万円
  • 30代:506万円
  • 40代:610万円
  • 50代:780万円

という数値になっています。29万人もの母数データになるので、かなり市場での実際の価格と一致しているかと思われます。

参考:⇒年収が低い人事職の人は必見。人事・労務の年収アップ方法

人事の転職理由② 人間関係が辛い

人事の転職理由② 人間関係が辛い

人事は、社内の人間関係に疲れてしまい、転職をしたくなる人も多いです。

人事部は、全社員の問題を責任持って解決することを求められます。セクハラやパワハラ問題、問題のある行動をするモンスター社員、鬱病などの問題など様々です。

時には、リストラの実行など、伝えづらいことを伝えなければならず、恨みを買われることもあるでしょう。

さらに、人事情報を扱うので、他部署の人と親しくなることは難しく、飲み会などで本音を言い合える人も人事部以外では作りにくいでしょう。

万が一、人事社員と他部署社員との社内恋愛が発覚したら、人事社員は他部署へ異動になることがほとんどです。私の同僚にもいました。

そんな人間関係に疲れて、会社を変えて一度リセットしたいと思うのも人事の転職理由のよくある1つです。

参考:人事が人間関係で悩むパターンと人間関係構築のコツ

人事の転職理由③ 八方美人になり本当の自分を見失う

人事社員として働く上で、大切なところは人当たりがよいところです。

全社員の悩みの最後の相談先は人事部なので、人当たりが良く、「相談にのってもらえそう」と思ってもらうのは大切なことです。

また、会社の言い分と社員の言い分の仲介役として立つ事も多く、本音をなかなか出せず、建前で話さなければいけない場面も多いでしょう。

そのため人事の社員は裏表が激しくなりがちです。人事部でも地位が高ければ部の主張を強く述べることができますが、一般社員は誰にでも丁寧な対応を求められるので、八方美人になりすぎて本当の自分を見失いがちになってしまいます。

ところが部内会議では人事担当者の本音が見えます。その裏表のある自分や部の人たちにつかれたとき転職を考えてしまう人もいるでしょう。

人事の転職理由④ やりたい仕事が出来ず、スキルアップ出来ない

人事の仕事は幅広く、大きく下記のように分けられます。

  • 人材採用
  • 労務
  • 社員教育研修
  • 人員計画や制度の設計と運用

人事職として働いていると、自分がやりたい業務、やりがいを感じられる業務というのが見えてきますが、会社によっては自分がやりたい業務をほとんどやることが出来ないケースもあるでしょう。

例えば、企業の中長期の成長を支える人員を揃えるための、教育研修や人事制度改善などにチャレンジしたいけれど、実際の業務は大半が、給与計算や社員対応の労務関連だというケースも多いでしょう。

そうすると、自分の人事としてのキャリアプランと目の前の業務が一致せずに、それが一致してスキルアップできる他社に転職をしたくなるのは当然です。

人事の転職理由⑤ 機密情報や個人情報を知りすぎて疲れる

人事は社員にまつわる良い話も悪い話も全て集まってくる部署です。機密事項や個人情報を扱っているので、知りたくないことも知ってしまいます。

そこに自分の価値観や仕事観として耐えららない情報があったとき、徐々にその会社への不信感がつのり始め転職を考えます。

人事の仕事は他部署では知りえないことを知りすぎ、そして本音を見せられない人たちの部署です。

その秘密を守る責任の重さと、表面的な人間関係に疲れたとき一度リセットするために転職を考えるのではないのでしょうか。

転職するべきか、今の会社に残るべきか

転職するべきか、今の会社に残るべきか

人事職のよくある転職理由について書いてきましたが、明確な転職理由は特にないのだけど、「転職しないでこのまま働いていていいのだろうか・・・」「今のままで終わりたくない」となんとなくモヤモヤしている人も多くいるでしょう。

一度、今の会社を飛び出して転職をすれば、再び戻ってくるのは難しいケースがほとんどでしょうし、もし転職先がもっと満足のいかない環境だったらと考えてしまい転職を躊躇してしまいますよね。

まずは、

  • あなたが今の職場でモヤモヤしている原因は何か?
  • その悩みの解消には転職が本当に必要なのか?

をしっかりと分析することが大事です。

例えば、昔から海外への憧れが強くて、いつかは海外で働いてみたいと思っているけれど、今の環境の延長上には海外で働く未来が見えないという場合。

もし今の会社が海外展開をしている会社であれば、転職ではなくて部署異動を本気で願うという道もあります。

転職を考えるだけでなく、あなたが現状モヤモヤしている悩みを、今の会社で解決する方法はないかを考えて、実際に行動に移すことも大切です。

実際に行動におこして努力もして、それでも何も解決できないのであれば転職という選択肢を考える時だと思います。

その場合、自分のなかでも納得感のある転職が出来ますし、書類や面接で伝えるあなた自身の転職理由にも非常に説得力が出てきます。

転職を決断していなくても転職エージェントは登録しておく

ただ、転職をしようと決断をしていなくても、転職エージェントには是非登録をしておくべきです。

無料登録をして、一度キャリアコンサルタントと面談をしておくことで、下記のような大きなメリットが得られます。

  • 自分のキャリアプランの整理ができる
  • 自分の市場価値や適正年収が分かる
  • 自分に合った転職求人が出た時に連絡が来る
  • 世の中にどんな会社の人事求人があるか把握できる

最初の登録先としては業界No1で求人数と実績も日本一のリクルートエージェントをまず登録するといいでしょう。人事職の人なら既に登録している方がほとんどかもしれませんが。

セカンドオピニオンもあると良いので、実際に転職活動を開始する段階でさらに1〜2社に登録をして自分に合いそうなキャリアコンサルタントを選ぶ方法が鉄則です。

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