ゲームプログラマーの仕事が辛い、辞めたい人へ。悩むパターンと解消する方法

ゲームプログラマーの仕事も、時として辛く、辞めたいと悩む人も多くいると思います。

本記事では、ゲームプログラマーが仕事で悩むパターンと解消方法について考えてみました。

残業が多過ぎる

ゲームプログラマーの悩みでよくあるのが、「残業が多い」ということではないでしょうか。仕様変更や、バグ対応、本番環境でのト

ラブルなど、突発的に発生する仕事がどうしても多くなってしまうのが、ゲームの仕事です。

そんな中でも、残業を極力せずに仕事をこなせている人もいます。何が違うのでしょうか?

以下、残業が多い人の特徴をみてみましょう。

コスト意識がない

会社で働くということは、会社の側から見れば、コストが発生しているといことです。同じ仕事なら、早く終わらせた方が、コストが低く、会社にとって良いということになります。

自分が働くことでコストが発生していると意識していない人は、ダラダラと仕事をしがちです。

※ここでコストとは、裁量労働制であれば、かかっている時間そのものと言えます。裁量労働制でなく残業時間に応じて給料がでるなら、コスト=会社が払う給料ということになります。

コスト意識を持って、残業を減らせる人は、会社にとって良い人材となり、高く評価されます。

自分だけでなく会社全体の立場で行動することを心がけましょう。

終わる時間の目標を決めない

仕事に時間がかかる人は、その仕事を終える時間の目標を決めていない傾向があります。

作業を始めるにあたって、まず「この仕事は何時までに終わらそう」と決めることが大事です。時間の目標を決めようと思うと、完了させるまでの道筋を決め、どのくらいの時間がかかるかを見積もらなければなりません。

そうやって作業の段取りを決めておくと、いきあたりばったりで作業するよりは、効率的に仕事を進めることができます。

また、「何時までに」と意識することで、作業に集中でき、高いパフォーマンスを発揮することができます。

不具合が起きることを考えない

プログラムにはバグが付き物です。それがわかっていながらも、実際にプログラムを組んでいる最中は、意外と「ここはこう動くはず」という思い込みで作ってしまうことは多いです。

バグの少ないプログラムを書くのはもちろんですが、これには高い技術力が必要ですし、どんなに高い技術を持っていても、やはりバグは起こってしまいます。

よって、バグは起こるものという前提で作業を進めることが大事になります。

プログラムの規模が大きくなればなるほど、バグ発生のリスクも高くなります。これから開発する機能が、どの程度のバグ発生リスクがあるかを考え、バグ修正の期間もしっかりスケジュールに組み込む必要があります。

そうすることで、余裕をもって作業をすることができ、予定外の作業を減らすことができます。

出社時間が遅いのでメリハリがない

最近は裁量労働制を取り入れている会社も増え、何時に来て何時に帰っても良いという環境の人も多くなっていると思います。

その制度に甘え、朝の時間をダラダラと過ごし、出社が遅れると、当然、その分遅くまで残って仕事をすることになります。

そしてまた翌朝遅くなるという悪循環に陥ってしまいます。

思った通りのゲームが作れない悩み

憧れのゲームプログラマーになったものの、自分が面白いと思うゲームを作れない、といった事も多いものです。意見を言っても、プランナーや、周りの人がなかなか理解してくれない事もあるかも知れません。

企画を詰めていく段階で、大事になるのは、「自分が面白い思うかどうか」でなく、「世の中の人が面白いと思うかどうか」という視点を持つことです。プランナーは、ユーザーの声や、今売れているゲームなどを参考にしながら、次に何を出すのが良いかと考えて、企画を考えています。

その企画を、自分視点で評価するのは、商品としてゲームを提供する側の考え方ではありません。

ユーザーにどう楽しんで欲しいのか、どの辺りが面白いポイントなのかを企画書やプランナーの話から読み取り、その上で、もっとこうしたらどうか、という提案なら、プランナーも聞く耳を持つでしょう。

仕事についていけないゲームプログラマーが勉強すべきこと

1つのコンテンツの寿命が短いのが、ゲームの特徴です。オンラインゲームでも、3年続けば長い方です。

その短いサイクルの中で、各社常に新しい技術を使って、新しいゲーム体験を提供しようと、競争が行われています。

よって勉強しつづけることは、ゲームプログラマーの宿命と言っても良いかも知れません。

誰だって、最初から技術が高かったわけではありません。いろいろな経験を経て、学んでいくものです。

プログラマー・エンジニアとして成長の早い人とは、どんな人でしょうか?

わからないことは、後回し時にせず、すぐに調べる

プログラムを組んでいて、ライブラリなどの機能の使い方がわからなくなる時はよくあります。そんな時に、きちんとドキュメントを調べて、理解して使うことが大事です。

他の人のコードのコピペなどで、とりあえずこれで良いらしい、というやり方で進めると、思わぬバグの原因になりますし、勉強にもなりません。(後から調べようなどと思っていても、大抵忘れてしまうものです)

悩んだら、周りの人に聞く

自分の力で解決することも大事ですが、他の人に聞いて学ぶことも大事です。誰とでも気軽にコミュニケーションを取り、相手から学ぶことができる人は、成長が早いです。

周りの人が何をしているかにも注意を払い、コミュニケーションを取っていきましょう。そのためにも、コミュニケーション能力が大事になってきます。

例えば、自分もプログラマーであればわかると思いますが、仕事中、話しかけてほしくないタイミングがあります。話しかけて良いタイミングをうまく見計らうことも、大切なコミュニケーション能力です。

もちろん、周りに相談しやすくスキルの高い先輩や上司がいることが前提となりますので、全くそういう人がいないと成長しやすい環境とは言えません。

プログラマーとして成長するためには、自分よりもスキルが高く相談しやすい人がいる職場環境が大切です。

英語力をつける

ネット検索でなにか調べる場合、日本語だけでは、十分な情報が得られないことがあります。多くのライブラリやフレームワークは、初め英語でドキュメント等が整備され、その後日本語に翻訳されるからです。

流暢に話せる必要はありませんが、プログラミング関連の英語ドキュメントが理解出来る程度の単語力や基礎的文法は身につけておくと、学習や業務のスピードは格段にアップするでしょう。

ゲームプログラマーのまま転職をして、悩みを解消をする方法

同じゲーム業界でも、会社によって文化は様々です。

例えば残業に関しては、残業を減らすことに積極的な会社とそうでない会社があります。どの会社も、人手不足であることには代わりありません。ゲーム業界で働いていて、毎日暇で時間を持て余しているなんてことは、ありえません。

しかし、仕事が多いことを、働く時間を増やすことで解決するのか、働き方や仕組みを変えることで解決するのか、これは会社によってアプローチが違います。

また、仕組みを変えたほうが良いとみんなが考えていても、なかなか実行に移せない会社組織も多いです。

また、エンジニアとして成長しやすい環境にあるかどうかも、注目すべきポイントです。勉強するのは当然自分自身ですが、それを会社が積極的にサポートしてくれると、ありがたいですよね。

例えば、技術書籍の購入してくれたり、定期的に勉強会を開催している会社もあります。

ゲームはプログラムによって成り立ってますから、エンジニアが居なければ、仕事になりません。社長を始めとした経営陣が、エンジニアを大切にしているか、駒の1つくらいにしか考えてないのか、しっかり見極めましょう。

ともあれ、組織文化というのは、簡単には変えられません。今の会社が自分に合わないなと感じるなら、転職を考えても良いでしょう。

他の会社を経験することで、エンジニアとしての成長にも繋がります。

ゲームプログラマーのキャリアを活かして他業種に転職をする方法

特にゲーム業界にこだわりがないなら、他業種のプログラマーへの転職を考えても良いでしょう。

あなたがもしクライアントサイドのプログラマーだった場合は、残念ながら他業種で活かせることはあまりないかもしれません。

サーバーサイドの技術者であれば、WEBサービスや、スマホアプリのサーバーサイドなど、ゲーム業界で培った経験を活かせる場は、他にも多くあるでしょう。

例えば決済のシステムや、KPI収集などは、業界関係なく必要な技術です。また、データベース、通信、クラウドを用いたサーバー運用など、共通する技術は多くあります。

他業種に転職を考える時、気をつけないといけないのは、システムを開発する目的の違いです。

ゲームはユーザーを楽しませることが目的であるのに対し、他のアプリ等は、ユーザーに利便性をもたらすことが目的です。

例えば、アプリが強制終了するといったバグが発見された場合を考えてみます。ゲームであれば、アプリを再起動すれば、一応ゲームを再開できますし、大きな損失とはなりません。バグの原因がどうしてもわからない場合は、強制終了がレアケースであれば、一旦そのバグは保留として、新機能の開発を優先させることもできます。

しかし、電話のアプリだったらどうでしょうか?アプリが強制終了してしまえば、通話が途切れ、利便性は著しく下がってしまいます。強制終了は絶対に避けなければならないバグです。

このように、アプリの目的が違う故に、開発の考え方も変わってきます。どちらが自分のスタイルに合っているかを考えて、転職に臨んでください。