自動車ディーラー仕事が辛くて辞めたい人へ。悩むパターンと解消方法

本記事では、筆者の経験も踏まえて、自動車ディーラーの人がどんなことで仕事に悩んでいるか、その悩みの解消法について考えてみました。

自動車ディーラーが仕事で悩むのはどんなこと?

夜遅くまで仕事がある、残業が多い

自動車ディーラー店舗の営業時間は、販売店によってまちまちですが、多くは夜8時頃まで営業しています。

ただし、ディーラーの仕事は閉店後もさらに続きます。顧客に対する定期点検や週末イベントの案内、車の購入を検討している見込み客に対するフォローなど、お客様の都合に合わせてアポイントを取る必要があるためです。

営業時間中は、定期点検や新車を見に訪れたお客様の接客や、故障トラブルの対応に追われることが多く、営業活動に割く時間をあまり取ることができません。

一通り営業活動を終えた後も、納車に関する契約事項の確認や、車庫証明などの書類作成に取り掛かることになるため、夜遅くまで店舗に残ることが多くなります。

車が売れるまでに時間がかかる

自動車は商品単価が高いことから、簡単に売れる商品ではありません。お客様にとっても、何年かに一回の頻度で自動車を購入することが多く、高額商品の契約に至るまでは慎重になるため、見込み客となってから購入まで数か月にも及ぶことがあります。

趣味の多様化が進み、購買層の興味はスマートフォンやタブレットなどにシフトしていることや、カーシェアリングなど車を持たない生活スタイルが出現しているため、簡単に車が売れる時代ではなくなってきました。車を一台売るための労力が増加してきています。

営業成績が悪いと肩身が狭くなる

営業スタッフには、毎月新車販売台数のノルマが課せられています。営業歴が長くなるほど、ノルマ台数は増加していくことが多いです。

ノルマは販売台数だけでなく、保険や携帯電話など関連商品にも課せられているため、顧客一人一人のライフスタイルを把握し、適切にアプローチを掛けていく必要があります。

営業成績をコンスタントに残せられれば問題はありませんが、月によっては思うように実績を残せないことも起こります。上司からの叱咤激励が繰り返されると、精神的なプレッシャーを常に受け続けることになり、メンタル面で支障をきたす恐れもあります。

仕事が辛い自動車ディーラーの解決方法

自動車ディーラーの仕事は、毎日夜遅くまで続きます。多岐にわたる多くの仕事をそつなくこなしていくためには、効率的な気分転換が解決方法の糸口です。

営業活動を行う場所として、一般顧客だけでなく、喫茶店などの飲食店を顧客範囲に含めておくと、外回り営業をしながら気分転換も同時に行うことができます。

喫茶店には、地域住民の様々な情報が集まりやすいため、店のマスターと仲良くなっておけば、自ら営業活動をしなくても誰が自動車を欲しがっているか情報を収集することが可能です。お客様の都合はまちまちのため、突然呼ばれたりすることもありますが、外回りをする際にはこちらからアポイントを取り、効果的に回る工夫が大切です。

誰がどの情報を必要としているか整理した上で、複数の顧客を経由しながら外回り活動を行うことで営業にかかる時間を短縮することができます。短縮した時間を使って書類作成ができれば、営業時間外にはお客様へのアポイント活動に集中することができ、さらなる顧客獲得が期待できます。

車を一台売るのに時間がかかるお客様を相手にする場合、アポイントの頻度を高めていくことが大切です。三か月後に買いそうな見込み客には、他の販売店舗も同様に売り込み攻勢をかける可能性が高いためです。

新車の紹介だけでなく、保険などの関連商品を先に勧めておきながら、外堀りを埋めていくことで戦略的に自動車販売につなげることができます。営業成績が悪いと肩身が狭くなりますが、地道に顧客を増やしていくことが重要です。

現在の営業活動は、半年先や一年先のための活動であると発想を変え、気楽に構えておくことで精神的に追い込まれずに仕事に打ち込むことが可能です。

転職をすることで解消できる場合も

私は、勤めていた自動車ディーラー店から、他の販売店舗に転職しました。以前のディーラー店では、営業担当課長からのプレッシャーが強く、「車を売ってくるまでは帰ってくるな」と言われ続け、売れずに戻ってきたときには長時間の説教を受ける日々でした。

説教によるストレスが積み重なり、働くことに苦痛を感じるようになっただけでなく、日常から笑顔が消え、顧客からも心配されるようになってしまったため、思い切って職場を変えてみようと決心しました。

自動車には興味があったため、これまでの営業ノウハウを活かし自由に営業活動ができそうな販売店舗を探したところ、運よく見つけることができました。現在のディーラー店では、販売ノルマは当然あるものの、店舗全体で営業活動を盛り上げていこうとする雰囲気があり、営業活動が充実したものになっています。

人によっては、ブラック企業と呼ばれる長時間にわたる労働時間を強いられたり、上司や同僚との人間関係がうまくいかないことや、売るものに興味を持てないケースもあります。私の場合、転職によって販売店を変えたことで悩みを解決することができました。