30代転職で失敗しないための転職活動前の心構え

30代の転職市場は、2012年以降団塊の世代の大量退職による労働力不足やアベノミクス効果によって、2015年からかなり良くなっていて、バブル経済以来の最大最後の転職チャンスとも言われています。

ですが、この好景気に安心して安易に転職活動を進めてしまうと、かえって現状よりもキャリアダウン・待遇悪化・年収ダウンになりうることも有ります。

企業が30代人材を見る際に求めることはまだまだ厳しい眼で見ていることを自覚しておきましょう。

隣の芝生は青く見えるのが転職理由になっていないか注意

会社の倒産や支社の閉鎖、事業縮小による人員整理によるものなど会社都合の理由での転職ならやむを得ませんが、自己都合での転職の場合は、本当に転職するべきなのかをしっかりと自問自答してから行動を起こしましょう。

30代の転職理由としては下記のようなものが多くあります。

分類転職理由
自己都合やりがい
  • 仕事がつまらない
  • 他にチャレンジしたいことがある
  • 現職がキャリアアップ・成長につながらない
待遇
  • 年収が低い、上がらない
  • 残業時間が多い
  • 休日が少ない
職場環境
  • 上司との関係が悪化
  • 職場の雰囲気になじめない
  • セクハラ・パワハラがある
  • 顧客との関係が悪化
  • 仕事についていけない、辛い
個人的理由
  • 親の介護や実家の問題
  • 子供や夫婦の問題
会社都合
  • 倒産、業績不振による人員整理
双方都合
  • 再就職支援制度

もちろん転職によって、こういった不満点が解消されることも多くあり、転職エージェントのキャリアコンサルタントなどにこういった転職理由をしっかりと伝えておくことで自分の希望にあった転職先に出会える確率も上がるでしょう。

しかし一方で、30代の転職は20代の時ほど気軽にはしづらく失敗できないため、ある程度慎重にならないと「こんなはずじゃなかった」と転職失敗となってしまいます。

例えば、下記のようなことは十分に起こりうることですので、自問自答して自分の中で覚悟が出来ているかを見直して起きましょう。

  • 嫌な上司や同僚、顧客との関係はどこの職場にもある
  • 転職先では、最初は年下の同僚や上司、先輩から仕事を教えてもらうことになる可能性が高い
  • つまらない仕事はどこの会社にもある
  • 完璧に満足できる会社はどこにもない
  • 転職によって年収が下がる可能性もある
  • 30代では転職先を短期で辞めた場合、その次の転職活動はさらに難しくなる可能性が高い