営業職の主な転職理由の本音5パターン

営業職の主な転職理由の本音5パターン終身雇用が過去のものとなり、昨今ではほとんどの人が転職をしたことがある、検討したことがある時代です。

そんななかでも、営業職は、ほとんどの企業にあって人口も多いことから、求人も転職者も最も多い職種です。

では営業職の人が転職をしようと思う理由にはどんなものが多いのでしょうか?

本記事は、企業への応募書類や面接で伝える志望動機ではなく、本音の転職理由についてまとめています。

転職活動で実際に応募先に伝えるべき転職理由(志望動機)については下記の記事を参考にしてください。

⇒営業職の転職で魅力的な志望動機の書き方

①収入への不満

転職理由、収入への不満

やはりどんな職種でも最も多くの転職理由に挙がるのが、「年収への不満」です。

特に売上を稼ぐ最前線の営業職ですから、スキルがついてきて会社への貢献度が増すほど、少ない年収では満足がいかなくなるのも当然かもしれません。

年齢ごとの営業職の年収推移

上記は全年代での平均年収ですが、年齢ごとに営業職の年収はどのように推移するのでしょうか。

営業の平均年収は2017年マイナビ調査によると443万円となっています。

さらに以下の表は、大手転職エージェントDODAが作成した、職種別の平均年収調査です。

年齢ごとの営業職の年収推移平均年収ランキング2017職種別 平均年収:DODA

2016年9月~2017年8月にDODAに登録をした約29万人のデータから抽出した数値となっています。

年齢別の平均年収は、

  • 20代:372万円
  • 30代:504万円
  • 40代:588万円
  • 50代:689万円

という数値になっています。

29万人もの母数データになるので、かなり市場での実際の価格と一致しているかと思われます。

営業職は、働く企業の業種によってかなり収入に差が出ます。

個人向け営業と法人向け営業では大分勝手が違いますが、基本的に営業はつぶしのきく職種ですので、転職理由が年収アップの人は、他業種への転職でそれを実現する道もあります。

その会社の賃金カーブによって各世代の収入満足度が変わる

特に20代後半から30代後半くらいの中堅の営業マンが収入に悩むのは、その企業の「賃金カーブ」に原因があるかもしれません。

賃金カーブとは、その企業がどの年代の社員に給料を手厚く払っているかをグラフにしたものです。

例えば、下記のようなものが賃金カーブの一例です。横軸が年代、縦軸が年収金額です。


このような賃金カーブを描く企業は、若いころは給料が安いのですが、ある年代を境にググッと上昇します。この企業では、中堅営業マンの不満がたまりやすいです。20代の給料とさほど変わらない上に、40代50代の給料との差がとても大きいからです。

賃金カーブは、勤続年数によって年収が上がっていくという、そもそも年功序列制度が前提の考え方です。新しい企業などでは、能力に応じて収入が変動するようになってきています。

とはいえ、まだまだ多くの日本企業では長く勤めた人に多くの給与を払う考え方が採用されているのも事実です。

賃金カーブを見ることで、従業員は年齢が上がると、どの程度の昇給が見込めるのかわかります。

あなたが働く会社の営業職の賃金カーブと、世の中の平均的な年収を比較することで、転職を検討した方がいいのかどうかの判断もつきやすくなるでしょう。

転職エージェントに登録をして、キャリアアドバイザーと面談をすることで、あなたの年収の市場価値を調べることで、転職をするとどのくらい年収アップが見込めるかが分かります。

②残業が長すぎる

残業時間が長い

営業職は、他の職種に比べて残業時間が長い傾向があります。

営業職の残業時間や休日出勤事情について」の記事でも詳しくまとめていますが、下記の図は職種別の残業時間と年間休日日数のランキングから営業職を抜き出したものです。

営業職は全業種において平均以上の残業時間と、少ない年間休日日数となっています。

[職種別の残業時間の長さランキング(全95職種)]

残業時間年間休日数職種
少ない順時間多い順日数
53位25.551位122.1営業(金融)
54位
25.7
35位
124.3
営業(IT)
55位
25.8
38位
123.4
営業(商社)
63位
27.3
44位
123.1
営業(メーカー)
66位
29.1
14位
128.0
営業(メディカル)
77位
31.8
63位
118.9
営業(サービス業)
81位
35.8
80位
110.2
営業(建設/不動産)
83位
38.5
74位
112.0
営業(小売/卸/外食)
87位
41.9
68位
116.3
営業(広告・メディア)
平均22.8平均121.9

出典:「残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!」(DODA)

同じ営業職でも、業種によって残業時間が大きく異なるのが分かると思います。

つまり会社を変える、または業種を変える転職をすることで、残業時間を大きく減らせる可能性がある職種とも言えます。

これが、営業職の転職理由に残業時間への不満が多い理由です。

③スキルアップに関する悩み

スキルアップに関する悩みが営業の転職理由になる

営業職には、これといった具体的なスキルアップ方法が示されていません。

例えば経理職であれば日商簿記1級に挑戦するとか、総務担当者であれば社会保険労務士試験に挑むといった、ある程度明確なスキルアップの方法が確立しています。

しかし営業職は、専門職と違って、様々なビジネススキルや知識を組み合わせて成果が出る職種だからです。

だから、ある程度、経験を積んで慣れてきた営業マンは、成長に壁を感じ始めるケースが多いのです。

具体的にどんなスキルアップに取り組むことが、仕事のパフォーマンスを上げることになるかに悩み始め、この「漠然とした不安」は、転職を検討することにつながります。

④他の職種に挑戦したくなる

他の職種に転職してみたくなる

ある程度経験を積み、すでに大きな仕事を成し遂げた経験を持つ営業マンは、自分に自信を持てるようになります。

営業職で成果を上げるには、様々なビジネススキル、知識、人間力が要求されます。

新卒採用で新人が最初に配属されるのが営業部門が多いように、営業職は全ての職種に通じるスキルが総合的に得られます。

そのため、営業職で成果を上げる人は、専門知識さえつければ、他の職種に転職をするチャンスも多くあります。

企画やマーケティング、総務系職種、人事など他の職種に興味が出てきて、転職を検討する人も多いでしょう。

⑤人間関係に疲れる

人間関係に疲れて転職をしたくなる営業職

営業職は、社外においても、社内においても、人間関係を良好に保っていないと仕事が回らない職種です。

顧客と定期的に連絡をとったり、日々、新しい見込み客との関係構築に努力したり。

営業サポートを受けたり、受注後のプロジェクトを円滑に進めるために、社内の関係構築にも神経を使います。

沢山の人と良好な人間関係を作ることが自然にできる人には問題ないのですが、人見知りだったり、少数と深い付き合いをするのが好きな人にとっては、少しずつストレスになって辛くなってきます。

会社を変えて人間関係をリセットしたい、職種を変えて人間関係がもう少し少ない仕事をしたいといった転職理由も多いでしょう。

参考:人間関係が大変な営業職。辛いパターンと人間関係構築のコツ

モヤモヤしている時は、一度キャリアアドバイザーに相談を

営業職のよくある転職理由について書いてきましたが、あなたが感じている気持ちに近いものはありましたでしょうか?

明確な転職理由が自分の中でまだ分析できていなくても、「転職しないでこのまま働いていていいのだろうか・・・」「今のままで終わりたくない」とモヤモヤしている人も多くいるでしょう。

そんな時は、いきなり具体的に転職活動を起こすのではなく、まずは転職エージェントのキャリアアドバイザーに気軽に相談することをおすすめします。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、いきなり転職を勧めるようなことはしません。

あなたが現場で感じている仕事への気持ち、今の職場への気持ち、今後どういう風に働いていきたいのかといった希望を聞いて、それにあったアドバイスをしてくれます。

例えば、年収に不満があるのであれば、あなたが転職をすることで年収アップをする可能性を教えてくれます。

例えば、残業時間に不満があるのであれば、あなたが転職をすることで残業が減らせる可能性を教えてくれます。

他の職種にチャレンジしたい人も、どんな自分に合った求人があるのかを紹介してもらって知ることが、まずやるべきことです。

そういったあなたのキャリアに沿ったアドバイスを全て無料で受けることが出来るのが転職エージェントの大きなメリットです。

転職エージェントは複数登録するのがオススメですが、最初の鉄板としては業界1位のリクルートエージェントです。

下記の記事を参考にしてみてください。

転職業界1位リクルートエージェントの特徴と評判