未経験から自動車ディーラーへの転職方法、気をつけること

本記事では、未経験からアパレル販売職へ転職をする際に気をつけること、難易度や効率的な進め方について解説します。

未経験で自動車ディーラーへ転職する難易度

転職を検討している人にとって最も気にかかることは、自身のキャリアがどのように評価されるかではないでしょうか。現職における経験値が新しい職場でも活きると思ってもらえなければ、面接にもたどり着けないかもしれない。特に経験値の全くない未経験の業界に転職しようとする場合、20代はまだしも30代だと転職活動がだいぶ厳しくなることが予測されます。

そんな中で例外的に未経験者でも転職成功率が高いのが自動車ディーラーです。ディーラーになるために必須の資格や免許はこれといってないので、資格試験を受けたり学校に通ったりする必要がありません。また人の入れ替わりが激しいため、季節を問わず一年中常に求人があります。自動車ディーラーに転職すること自体はさほど困難ではないでしょう。

ただ資格や経験値が重要視されないぶん、履歴書や面接で何をアピールしたらいいのかかえって戸惑う人もいるかと思います。こうした人には志望動機を強く打ち出すことをおすすめします。転職希望者の実力を資格などのわかりやすい指標で判断できないため、企業は自然と転職希望者の人間性や仕事に対する姿勢を重視するからです。志望動機をきっちり固めるのが採用の可能性を高める秘訣です。

自動車ディーラーの募集求人の特徴

さらに自動車ディーラーの募集には特徴があります。近年多くの職種において、企業は転職エージェントを利用して採用活動を行うケースが増えています。多少採用費が余計にかかるものの、有用な人材を採用するうえで転職エージェントが一番確実性の高い媒体だからです。

ただし、自動車ディーラーの場合は始終求人を出しているため、採用支援にあまりコストをかけると赤字になってしまいます。

そこで採用の確実性は下がるものの、低コストで済む転職サイトや求人情報誌を活用する場合が多いのです。したがって、ディーラーの求人を探すには転職エージェントよりも転職サイトや情報誌をあたった方が早道といえます。

自動車ディーラーへの未経験転職で心がけること

特別なスキルは必要ないといっても、自動車ディーラーは接客業です。清潔感のある身なりやお客様に不快感をあたえない柔らかな物腰、商品についての知識などはあるに越したことはありません。

さらに自動車は高額商品なので、ぱっと見てすぐに購入するお客様はほぼいないです。たいていは何回か店に通い、ディーラーと相談を重ねたうえで購入に至ります。したがって長時間にわたってお客様と話し合いを持ち、信頼を得られるだけのコミュニケーション力はあった方が望ましいです。上で挙げた商品知識も、お客様の質問に的確に答え信用を勝ち得るうえで有力なツールとなります。

自動車ディーラーの求人が常時あるのは転職を望む側からすれば有難いことですが、それは同時にディーラーの仕事がなかなか長続きしない過酷なものだという意味でもあります。

退職の理由は大きく分けて、土日祝日に休めない、帰宅時間が遅い、ノルマがきついの3つです。このうち1と2は休日や仕事帰りでないとお客様が時間を作れないせいで、いわば接客業の宿命です。

平日休みについて独身者は、かえって街中が空いていて出かけやすいとポジティブに捉える人が多いようです。

しかし家庭持ちだと、家族と過ごす時間が取れずに悩む人の方が多数派となります。3のノルマもたいていの営業職には付き物ですが、自動車は高額かつ滅多に買い替えないので1台売るだけでもかなりの時間と労力を要します。家族と過ごせずノルマに追われる日々がストレスとなり、その結果退職に至るわけです。

ただ大変な仕事だからこそやり甲斐があるのも確かです。お客様に真摯に対応し信頼を得れば新たな顧客を紹介してもらうこともできます。そうした有力な顧客を複数持っていれば、月々のノルマもさほど苦しまずにクリアできるようになるでしょう。

年数と実績を重ねるうちに、たまには休日に休みたいと希望しても通りやすくなるはずです。前職のキャリアや資格は関係なく、現在の頑張りと人間性次第で高い収入と地位も得られるところが、自動車ディーラーという仕事の魅力です。

他業種の営業から自動車ディーラーへ転職するメリット

営業未経験の人でも転職しやすい自動車ディーラーですが、不動産・保険など他業種の営業職からの転職者も少なからずいます。

営業職の経験者が自動車ディーラーに転職するメリットはまず第一に、ディーラーが基本的には個人向けの営業だということでしょう。

法人向けの営業の場合、商品を売り込む相手は企業やその経営者になります。扱う商品の規模と動く金額が大きい点ではやり甲斐がありますが、新人のうちは話を聞いてもらうことさえ難しいです。

また直接の担当者には商品導入の決定権がない場合がほとんどです。契約の成否は担当者との信頼関係より、商品それ自体の魅力と組織上層部の思惑によって決定します。自分が誠意をもって頑張ったからこそ契約が成立した、という満足感が得にくい環境と言えます。

それに対し自動車ディーラーの場合は、車を購入し利用するお客様と直接折衝を行います。

車の機能以上にディーラー個人に対するお客様の信頼感が契約の決定打と成り得るのです。プレッシャーも大きいですが、無事契約が成立した時には言葉に表しがたい達成感を味わうことができます。契約成立後もアフターサービスを通じてお客様との縁は続くので、乗り心地が良いとお礼を言われたり新たな顧客を紹介してもらえたりする喜びもあります。

また同僚や先輩にも転職者が多いため、自分だけがよそ者という疎外感を感じなくて済むのも大きなメリットです。周囲の転職経験者から自動車業界だけでなく前職の話も聞けるので、視野を広げるのにも役立ちます。

風通しのいい環境で、努力しただけの達成感を得られるのが自動車ディーラーの醍醐味でしょう。