アパレル販売職のキャリアデザイン、キャリアプランの考え方

自分の理想の働き方を実現して楽しく働いていくためには、5年先くらいを見据えたキャリアプランを考えて、将来を見ながら働いていくことが大切です。

本記事ではアパレル販売職のキャリアデザイン、キャリアプランの考え方についてまとめました。

未経験者は販売スタッフからはじめよう

未経験でアパレル販売職としてキャリアアップを考えているなら、まずは販売スタッフからはじめましょう。

アパレル販売員としてキャリアアップするために必要なスキルは4つあります。この4つのスキルとは、販売スキル、接客スキル、CSスキル、マネジメントスキルです。

販売スキルとは、お客様のニーズを読み取り、確かな商品知識で販売計画を立案することができる能力のことをいいます。接客スキルは販売スタッフになくてはならないものでしょう。

お客様の好みや希望を会話の中から引き出せるコミュニケーション能力や、自然な笑顔で対応する能力が必要です。接客スキルが高ければ、常連客も増え、ブランドイメージが高まります。

CSスキルはお客様が満足して買い物ができるような店舗づくりの能力で、マネジメントスキルは部下を育て、従業員が働きやすい職場にする能力です。

これら4つのスキルは、販売スタッフで働くことによって身に付くことができる能力です。アパレル販売職でキャリアアップをしたいなら、始めは販売スタッフで修行して4つのスキルを磨きましょう。

販売のスペシャリストを突き詰めるなら

販売スタッフとして働いていく内に、販売の仕事を突き詰めてみたくなることがあります。そんな時は販売スペシャリストを目指しましょう。

販売スペシャリストとは販売に特化したポジションで、マネジメント業務には就かずに販売職を極めることを目的としています。

高い個人予算に向けて販売計画を立てたり、イベントでの顧客購買をコントロールしたりするのも仕事の一つです。

販売スペシャリストになりたいと考えているのであれば、積極的に研修に参加したり、独学する努力が必要です。

店舗マネージャーへ出世するには

販売スタッフとして2、3年働いていると、チーフや副店長として後輩や部下の面倒を見る立場になることがあります。

副店長は店長のサブとして、店舗のマネジメントやスタッフのコミュニケーションを円滑にする役割があります。

副店長は、これらの業務の他にも一般のスタッフと同じように店舗へ出て販売を行わなければなりません。店長とスタッフとの間で板挟みになりがちな副店長は、精神的にも肉体的にもキツイ時期であるといえるでしょう。

副店長として評価されるようになると、店長に昇進します。

店長になると、店舗のマネジメント全般を担うようになるので、売上管理や予算編成などのお金に関する業務も行うことになります。したがって店長になったら、売上分析の勉強を少しずつしていくことが大切です。

また、店長は予算管理以外にも本部や近隣店舗、百貨店とのコミュニケーションやスタッフや商品の管理を任されます。

店舗での販売はほとんど行いませんが、店舗のさまざまな業務を管理しなければならないので、店舗全体を見る力が必要です。

本社勤務でエリアマネージャーへの道も

アパレル販売員が店長以上のキャリアに昇進するには、どのようなポジションがあるか知っているでしょうか。

店長以上にキャリアアップしたいと考えているなら、本社勤務でエリアマネージャーになるという道もあります。

エリアマネージャーとは、地域ごとに複数のショップを担当して、店長やスタッフの指導を行うポジションです。

また、エリアマネージャーの目的は売れる店を作ることなので、市場調査を積極的に行ってユーザーが何を求めているかの分析も行います。分析をする際には原価や利益の計算などを行うことがあるので、数字管理能力も必要でしょう。

さらに、これらの市場調査で得た情報を現場にフィードバックするのも、エリアマネージャーの重要な仕事です。

店長やスタッフ、営業などに情報をフィードバックするには、的確に伝えることができるコミュニケーション能力も大切といえます。

このように店長の上司であるエリアマネージャーは、強いリーダーシップと重い責任感が必要な業務ですが、お店を店長やスタッフと作り上げていくという、やりがいのあるポジションといえるでしょう。

バックオフィス系へのキャリアプランも視野に入れよう

アパレル販売職には店舗で商品を売る以外にも、店舗販売から離れたバックオフィス系業務があります。

バックオフィス系業務には、バイヤーや販促企画、アパレルデザイナーなどがあり、接客以外の裏方的な業務を担当します。バイヤーは、商品の選別や買付を担当するポジションです。

バイヤーになるためには、マーケティングスキルが必要です。販促企画は、ショップを魅力的な場所にするためにブランドの統一感を演出するポジションのことをいいます。ディスプレイや内装のデザインを企画し、ショップチェーン全体の売上を向上させることを目的にしています。

アパレルデザイナーになるには、洋服に関する基本的な知識が必要です。服飾の専門学校などで学んだ経験があるならば、販売スタッフを数年経験してからアパレルデザイナーになる道もあるでしょう。

このようにアパレル販売職には、さまざまなポジションがあります。しかし、アパレル販売職はただ長く働いているだけでは自動的に昇進するわけではありません。自分がどのような方向性でキャリアアップするかをきちんと考えて一歩一歩努力することが大切です。

アパレル業界プロのキャリアカウンセラーに無料で相談

キャリアデザインを自分である程度考えてみたら、必ず一度はアパレル業界に特化した転職エージェントに無料登録をして、キャリアカウンセラーに相談をしてみることをオススメします。

自分のキャリアプランを達成するために今すべきこと、今のキャリアならどんなポジションのチャンスがあるのかといったことを客観的にプロの視点からアドバイスしてくれます。