病棟勤務から訪問看護ステーションに転職した35歳看護師の体験談

病棟勤務から、子育てとの両立のために訪問看護ステーションへ転職をした35歳女性看護師の転職体験談を紹介します。

※本記事は、CrowdWorks社を通してインタビューをした実際の転職体験談を元にしております。

子育て、生活と仕事の両立のために夜勤・残業の少ない職場への転職を希望した

私は看護学校を卒業してから、育児の関係や夫の転勤の関係で働いていない時期もありましたが、ずっと看護師として働いてきました。

新卒で学校を卒業してからずっと病院の入院病棟で働いていました。転職は何度かしているのですが、ずっと病院の入院病棟でした。病棟看護師として日勤や夜勤をこなしていました。

またわたしが勤務していた病院は、診療所やクリニックなどと異なり、約300床ある総合病院。救急車で入ってくる人も多いですし、入退院も多く、毎日残業は当たり前という激務をこなしていました。

しかし出産後は子供を二人育てながら、日勤と夜勤を行うこと、また残業は当たり前という勤務を行い続けることが出来なくなってきました。そのためにもう少し仕事が大変でない病院で働きたいと思い転職を考えたのです。

夜勤が無い、また残業があまりないという病院を探すのが大きなポイントでした。

夜勤をやめると、当然夜勤手当は期待できないので給料は下がる、また残業手当がなくなる分、また給料のアップは見込めないということは覚悟していましたがそれよりもプライベートの時間を優先して転職先を決めようと思いました。

幸いにも私はこれまで働いてきた病院で、人間関係に悩まされたことはあまりありません。

自分自身の性格上、あまり人の性格や人間関係を気にしないということも多かったので、転職の際にも、人間関係を重視するということはありませんでした。

また看護師として第一線で働いていたら、認定や専門看護師といったことに興味を持っていたかもしれませんが、あまり自分のキャリアアップに対して貪欲ではなかったので、キャリアアップ支援をしてくれることは関係なく転職先を選ぶことにしました。

 

どのように転職活動を進めたか

転職先を選ぶ方法はたくさんありますので、私も始めはどの方法が良いのか分からず、以下の3つの方法を試しました。

  1. 求人情報誌を購入する
  2. 人材派遣会社に登録をする
  3. インターネットで転職サイトに登録する

3つの方法で一通り転職先を見ると、自分には転職サイトで探すのが一番便利だと感じました。

なぜなら探すときに、夜中でも昼間でも自分の都合の良い時間に転職先の検索をすることができ、また求人情報も沢山のっているからです。

転職活動期間は約2ヶ月でした。自分でも意外に早かったと感じています。

転職期間を長くかけずに決めることが出来たのかは、あらかじめ転職先にいいなと思う病院を決めていたからです。そしてその病院の情報を掲載している転職サイトを選んで登録したからなのです。

始めから漠然と転職先を決めていたので、一つの転職サイトから一つの病院に応募して、結局2社ほど応募することになりました。

転職に関して大変だったのは、職務経歴書を記入することでした。

私はこれまでに転勤などの関係で何度か職場を変えてきたこともあり、人よりも転職が多かったと思います。

そのためこれまでの職歴をまとめて記入することは簡単ではありませんでした。

また転職先が多いことは転職をするうえで不利になるのではないかと思ったので、その書き方には細心の注意を払って記入しました。

はたらこネットを利用して求人情報を集めた

私の利用した転職サイトはナースではたらこというサイトです。

ここを利用してみて思ったことは、担当者のサポートが手厚いということです。担当者は女性だったので、私が子育て中であり、なかなか時間の融通が利かないということも考えてくれ、担当者からの連絡も配慮をしてくれました。

また何か新しい情報があった時にも、電話やメールで連絡をくれました。

具体的なやり取りはメールでの文書が多かったのですが、その方が私にとっては好都合でしたね。また転職先を絞ってから面接をする前、どんなことに注意をするとよいというような具体的なアドバイスをくれたので、心強かったです。

面接を受けてほぼ入社が決まった時には、給料の交渉を申し出ました。

その条件は基本給が17万円という額で、転職前よりも大きく給料が減ってしまうため、5000円でも10,000円でも基本給は上がらないかと交渉をしてみました。

担当者の方は病院としっかりと交渉してくれて、結局基本給を10,000円アップさせることが出来ました。そのため担当者の力もあるなと感じましたし、きちんと要望に応えてくれるので、頼りがいがありました。

 

病棟勤務から訪問看護へ転職をしたことで家庭との両立が可能に

転職した先は、訪問看護ステーションです。希望条件の通り日勤のみで残業もほとんどない職場です。

以前は夜勤をしていましたし、残業は当たり前という職場だったので、それに比べると格段と体の疲労感は楽になりました。

仕事の内容は同じ看護なので、基本的に行うことはあまり変わりません。

しかし病棟ではないので、患者さんを抱えて移動させるということは少ないし、お客様への訪問時の車での移動時間は座ることも出来ます。

またきちんと訪問時間が決まっているので、それ以外に残業が発生するということはありません。

実際に私の他に6人の看護師がいましたが、みな子育て世代であり、看護師との両立を図っていました。

そのためお互いに子どもの行事を優先しつつ、勤務を決めることも出来たし、子育てをしながら看護師をするという人にとっては訪問看護という場はとてもいいと感じました。

訪問看護では昼間の勤務がほとんどで、夜勤はありません。

何かあった時に呼び出される電話番をすることもありますが、それも回数が少なかったので、家庭への影響はありませんでした。

収入は減りましたが、体の疲労や家庭との両立を考えると、自分の中で納得も出来ました。また電話番の回数を増やせば、手当としてつくので、頑張り次第では収入をのばすことも出来ると感じました。

普段は比較的仕事時間が少なく、収入を増やしたい時だけ増やすことが出来るのはありがたいです。

転職をしてみての満足度は良かったと思います。

病棟看護師の時と比べ、職場環境もよく、仕事の体制も問題なく、家庭と両立しながら働くには良い職場だと思います。

訪問看護への転職を考える看護師さんへのメッセージ

私が転職の面接を受けに行ったところは、病院の中に訪問看護ステーションがあるところでした。

そのため面接の際には、なぜ病棟ではなく訪問看護?と質問も受けました。

私には家庭や育児との両立など明確な答えがあったので、その質問に困ることはありませんでしたが、もしもあまり具体的に考えていなかったら、返答に困ったかもしれません。

そのため転職をする時には、どうして職場を変えようと思ったのかということにしっかり答えられるようにしておいた方がいいですね。

また子育て中であるということから、子供が急に熱を出した時とかはどうしますか?という質問を受けました。

転職先にとっては、急に休まれたら困るし、あらかじめ確認をするのは当然だと思います。

また働く自分にとっても切実な問題です。子供を保育園に預けていても、熱があれば呼び出されることもあります。

そういった時にどのように対処するのか?それを具体的に決めておいて、応えられるようにしておくと良いでしょう。