30歳で収入が頭打ち。製造業の工場勤務から飲食業への転職体験談

30歳で収入が頭打ち。製造業の工場勤務から飲食業への転職体験談製造業の工場勤務として正社員で働いていた30歳男性の飲食業界への転職体験談を紹介します。

※本サイトの転職体験談は、CrowdWorks社を介して、転職体験者へのインタビューを元に記載しています。

工場勤務は設計スキルや管理能力が無ければ収入が頭打ち

転職前は工場のラインで組み立ての仕事をしていました。主に作っていたのはコピー機などのオフィス用品です。

生産台数の調整で、組み立てから品質検査の部門に異動するなど、工場内での異動が比較的多かったです。

本社の景気に左右される部分があり、生産台数が少なく工場の稼働が空いた時は、リサイクル品の再生作業などを行うこともありました。

転職をしようと思った理由は、30代に入ってから、収入が頭打ちになったことに加え、将来的なキャリアの見通しが立たなくなってきたと考えたためです。

昨今では、工場の組み立ての仕事は、派遣社員など正社員ではない業務請負の人材が中心になってきているようす。私が働いていた工場でもそうでした。

組み立てラインの業務ではなかなか収入をアップさせることは難しく、設計スキルを磨ける業務やライン管理の経験を積める職場でないと、もうずっと同じ年収で働き続けるしかないと思いました。

日々の仕事で身につくスキルはほとんどなく、同業他社の工場へ転職しても将来的にキャリアが評価されないのではないかという不安もありました。

職人的な仕事が必要とされる現場自体が工場ではなくなってきていたため、技術を学ぶ機会もなく、これ以上収入を伸ばすことは難しいと感じていたのです。AIやロボットで工場で働く人数は今後もドンドン減っていくはずですので。

忙しい時と暇な時の仕事量の差が激しく、収入も不安定になりがちだった部分もあります。

忙しい時は残業や休日出勤が集中するため収入は上がるのですが、生産台数の調整が行われれば一気に仕事がなくなり、残業代は全く無くなるといった具合でした。

仕事が少ない時はこのままクビになるのではと思うようなこともありました。

オフィス用品は景気に影響される製品で、新しい企業が増えたり、拡大しないと売れません。高齢化もあって今後日本の経済は縮小していく一方ですので、あと数十年このまま同じ職場で安定して働けるとは全く思えませんでした。

さらに決断を押したのが、頻繁な配置転換です。

なじんだ人間とも話せないような場所に移動することになり、人間関係の希薄さも含めて嫌気がさした部分があります。

ハローワークは低年収求人が多く、転職サイトも利用して転職活動

求人情報を探すのはハローワーク中心からはじめました。

地方に住んでいることもあり、まずは地域に根ざした施設で求人を探してみようと思ったからです。

しかし、ハローワークで探した求人はどうしても待遇や給料が低いものがほとんどだと確認できたため、インターネットの就職サイトも併用するようになりました。

とにかく将来性を重視して探しました。一時的に収入が落ち込んでも、今後の収入の伸びに期待できる仕事、今後長く働き続けられる業界を探していました。

また企業の信頼性も重視して探しました。派遣やバイトで多くの企業を渡り歩き色々な企業を見てきたこともあって、信頼が出来るところでなければ安定した人生もキャリアとしての成長も難しいと考えていました。

良さそうな求人を見てもすぐには飛びつかずに、会社の資本金・IR情報・雰囲気を見るように心がけ、必要であれば会社が提供するサービスを実際に利用するなど工夫をしました。

結果として企業研究がしっかりと出来ていたので、面接時にも好印象につながりやすかったと思います。

当初は経験のある製造業で求人を探しましたが、やはり製造業の工場で仕事を続けていくのが難しそうだと感じました。

製造業の工場勤務の求人で求められるのは、設計開発が出来るエンジニアや、工場のライン管理など上流工程の仕事が出来るような人材ばかりでした。

専門資格がないため、応募できる求人があまり無い状態であり、異業種への転職を考えざるを得なかったです。

派遣や期間工の仕事も一時的に検討しましたが、将来性を考えると未経験の職種であっても正社員にこだわりたいと思いました。

順当なキャリア構築に失敗していたことを悟り、大きな方向転換を迫られました。精神的にはやっぱり辛い時期でした。

地方に住んでいるため、応募先の面接が遠方になるケースが多く、交通費がかさんだのも大変でした。

転職までの期間が長くなれば長くなるほど負担が大きくなりました。

転職活動に利用したサービス

ハローワーク

地方と言う事もあり、転職活動の初期に利用したサービスの1つです。地域別に仕事を探せるだけでなく、失業給付などの面でもお世話になりました。

求人の検索なども比較的探しやすいようになっていて、パソコン操作に慣れていれば条件検索などで広く求人情報を探すことが出来ました。

不満だったのは利用できる時間が短いことや、求人の印刷枚数の制限です。

混雑時は検索用端末をなかなか利用出来ないだけでなく、一定時間で席を離れなければならないなど腰をすえて仕事を探すのは難しかったです。

そのかわり、住み込みの仕事などの紹介は強く、未経験から衣食住を確保しながら出来る仕事を探しやすかったのは好印象です。

ただ前述の通り、ハローワークで探せる求人は、待遇面や収入面が良くないものがほとんどだったので、下記に紹介するような転職サイトをメインで使うようになりました。

リクナビネクスト

最大手の転職サイトということで無料登録を行いメインで利用しました。転職活動をしている人の8割が利用していて、求人数は8000件を超えるそうです。

求人情報に付随している企業のアピールページが情熱的なものが多く、色々な企業の働く環境や考え方が知れて参考になりました。

自分がどんな企業でどんな仕事をしたいかというのは、職務経歴書や面接で必ず伝えなければいけないことですが、色々な求人を見ることで、自分なりの考えがまとまっていきます。

住んでいる地域の情報は、東京などの都会に比べるとやはり少ないですが、それでも色々と検討するには十分な求人数でした。

利用は全て無料で、スマホアプリで求人情報が探せたり、定期的に自分の経歴に合った求人情報メールで届くようになるので、今後転職を検討するのであれば登録しておいて損はないと思います。

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未経験の飲食業界への転職で得たもの

未経験の飲食業界への転職で得たもの飲食業への転職で、全く今までと違う仕事に就きましたが、人間関係に恵まれたことと、スキルの向上が自分でわかるのが大きな魅力です。

調理の仕事でどこまで収入を上げられるかはともかく、定年まで安定して食べていけると思えるようになりました。

年収は前職と同じくらいですが満足度は高いです。調理師免許を取れば、職にあぶれることはなくなるかと思います。

不満点は、やはり修行だからということで、見習いの間は長時間労働が常態化している面があることです。それを踏まえた上で転職しましたが、体力的な負担はそれなりにあります。

ただ、入社して3ヶ月もすれば仕事にも大分慣れてきて、今では余裕を持って仕事をすることが出来ています。

騒音や空気の悪い工場での勤務と違って、ストレスがあまり無い職場ですし、少しずつ自分のスキルが付いていくので転職をして良かったと考えています。

製造業工場勤務で転職をするなら資格取得をしておくべき

製造業で同業他社を目指す場合は、様々な資格や実績が重要になります。

漠然と仕事をしていても、いざ転職をしようと思った時に、書類選考ではじかれたり、面接がなかなか思うように進められないかもしれません。

そうでない場合は、転職をしても同じような工場の仕事で、収入アップやキャリアアップは難しいと思います。

私の場合は、資格や実績がほとんどなかったので、未経験の他職種への転職をしました。

自分のキャリアを見直した上で、不足がある場合は資格取得をして、将来の転職に準備をしておく工夫が必要だと感じました。

面接ではやはりキャリアに関する意識を問う質問が多かったです。

転職活動初期は意識があまく、面接で落とされることもありました。

自分がどんな仕事をしたいのか、それはなぜなのか、将来的にどんなキャリアを築いていきたいのか。職務経歴書などに書いた志望動機と矛盾しないように、しっかりと考えておく必要があります。

収入に対するスタンスを聞かれる事も多いため、お金よりも仕事の内容などを優先する気持ちをぶつけるなど、仕事や自分の成長に対する情熱を見せることが大切です。

ただそうは言っても、実際に転職活動を少しでも始めてみないと気づかないことが多々あるのも事実です。

転職を具体的に進めるかどうかは一旦置いておいて、とりあえずリクナビネクストに無料登録だけしておくのはおすすめです。

アプリなどで求人情報を眺める、定期的に届く求人情報メールに目を通すだけでも、具体的に自分のキャリアについて考え始めることができます。
つまり、現状の自分の仕事と、どんな違った仕事があるのかをなんとなく理解するのが一番最初にするべきことだと思います。

余裕があれば、ハローワークにも行ってみて、リクナビネクストにある求人と比較してみてもいいと思います。

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