メーカー工場勤務からオフィス勤務の営業事務への転職体験談

電化製品メーカーの工場勤務から、営業事務職へ転職をした25歳男性の転職体験談を紹介します。

※本記事は、CrowdWorks社を通してインタビューをした実際の転職体験談を元にしております。

ストレスを感じる仕事環境、職場環境が嫌で退職をすることに

大手企業のカメラレンズを扱う工場でした。

私がいたところは機械がエラー等を起こした場合に、機械のボタンを押して復旧させる業務をしていました。どうしてもこればかりは人の手でやらなければなりませんでした。

また、カメラのレンズを扱いますので埃一つ製品に付着してはいけませんので、埃一つないクリーンルームというところでクリーンスーツという専用のものを着て仕事をしなければなりませんでした。

私は転職した最も大きな理由は、このクリーンスーツを着ての仕事が嫌なことでした。

工場内は仕事しやすい温度に保たれていますが、真夏の日では冷房きいていても暑くて仕方ありませんでした。

全身にクリーンスーツを着て、頭は髪の毛が落ちないよう帽子をかぶっており、マスクもしています。仕事をしていてものすごい息苦しさを感じて、仕事仲間と現場で話すことでさえ苦痛でした。まるでサウナにずっと入っているような感じです。

工場は色んな職種があり他の職種とは違っていい面もあり苦労する面も沢山あります。

人と話すことが苦手で、黙々と作業することが得意な人にとっては工場勤務は良いかもしれません。

工場勤務は他の職種と違って重労働であり、年齢を重ねるほど辛くなってきます。1日中、立ち仕事で足が疲れます。工場勤務に最も必要なことは健康な体です。

何の職種にも必要かもしれませんが、工場勤務は規則正しい生活、健康な体ではなければこれから先仕事をしていくことは難しいでしょう。

また、工場内には多くの機械がありましたのでそれに伴う騒音もとてもストレスでした。

工場内では色んな部署に分かれており沢山の人がいます。

名前を知らない人と仕事をするなんて当たり前のようにあり、人間関係にも苦痛を感じました。

人が働く上でまともな環境が整っていないような状況でしたので、退職する人も多く、人員の入れ替わりも激しかったです。

震災が起きたときに大量の解雇者を出したためにとてもよくしてもらっていた人がやめてしまいましたので、それをキッカケに私も退職しました。

貯金を切り崩しながらなるべく妥協せずに条件の良い求人に応募

退職をしてすぐに転職活動をはじめました。

工場勤務の職場環境に不満があっての転職活動だったため、オフィスでの勤務を条件にして求人を探しました。

パソコンがありましたので自宅にていくつか転職サイトに登録をして求人情報を集めました。

今では色んな転職サイトがあり、年齢やキャリアによって転職サイトを使い分けるととても便利だと思います。

1カ月くらい求人を見て最終的に4社に応募しました。

転職活動で一番大変だったことは、私の場合は退職後の転職活動だったので収入が途絶えていることです。

貯金額によって転職活動できる期間が決まってきます。

私は田舎に住んでいましたが、大きな都市に出て転職しようかと考えていました。

しかし、実際の面接などでは車では行くには限度もあり、公共交通機関を使っていかなければなりません。

私が面接を受けたいと思ったところが愛知県にあり、新幹線を使っていかなければいけませんでした。

しかし、そういった費用のかかる転職活動でお金が尽きてしまい、生活でさえできない状況になってしまい苦労しました。

転職活動する期間も長くはできなく、結果として焦りがでてしまって、自分には合っていない会社に入ってすぐ辞めてしまうということが過去にありましたので、あまり妥協もしたくありませんでした。

遠出するにして交通費が支給されるところや近場などを条件を絞って見つけることに大変でした。

ハローワーク職業訓練で資格を取得して転職活動を有利にした

私は、転職するにしても一切の資格やスキルが持っていませんでした。

応募資格にも初心者歓迎と書いてはありますが、やはりアピールできるものを持っていると転職に有利なのは言うまでもありません。

そこでハローワークでやっている職業訓練というサービスを受けることにしました。

色んな職種の訓練があり、自分が好きなものを受けることができます。資格を取得することもできますので自分の頑張り次第ではハローワークの無料の職業訓練でいくつかの資格を取ることが可能です。

私は日商簿記のコースを受けました。短期なのですがゆっくりと丁寧に授業をしてくれて、転職希望社のためになるものだと改めて感じました。

最後には資格を取得できるチャンスがあります。それもきちんとフォローをしてくれて私みたいに転職活動に困っている人、今何をしたらいいかわからない人には絶対に受けてもらいたいものだと思います。

工場勤務から営業事務への転職で変わったこと

転職してみて最大に変わった点は人間関係です。

前の職場は仕事中に人と話すということがありませんでした。人と話すことが好きな人、コミュニケーションを取りたい人にはとても不向きな職場でした。

今の職場は仕事中でさえ、分からないところはきちんと同僚に聞けたり、必要不可欠なコミュニケーションをとることができますので、人と話すことが好きな私でもとても慣れ親しんでいる職場でとてもうれしいです。

働く環境に対してもいろんなストレスを抱くことがりません。

前は機械の騒音や多くの従業員でとても騒がしい工場が職場でした。会う人の名前も顔も知らないという状況で仕事をしていました。

私が今いる職場は小さい会社ではありますがとても満足しています。一緒に働いている人のお互いの顔や名前を知っているからです。

こんなの当り前だと思うかもしれませんが、最近の会社や工場では当たり前ではなくなっているのが現状です。

呼ばれるときに「君」や名前以外で呼ばれては気持ち的に私はそれで仕事をするモチベーションが変わってくるのは私だけでは決してないと思います。

仕事をきちんとするのは当たり前ですが、人間は他人から評価をされてそれを原動力にまた上へと成長するものです。

そんな当たり前の構造により、人は成長していき会社も成長していくのではないだろうかと私は思っています。そして、結果的にそれが会社のためでもあるのです。

工場勤務から転職をする人へのアドバイス

工場勤務でライン管理やリーダーなど管理経験の職歴が無いと、他の職種への転職は最初は難しいかもしれません。

そういう人の場合は、私のようにハローワークの職業訓練コースや専門学校などで勉強をして資格をとることで、道が開けることもあるかもしれません。

また根性論を嫌う若い世代は多いですが、年配の人は好きな人も多いです。

もちろん全ての工場の働く環境が厳しいわけではありませんが、工場勤務を継続できた人は、忍耐力や根性があると思われることも多いと思います。辛い状況のなかでも自分のベストを尽くしたエピソードなどを面接で伝えることはプラスになることもあると思います。

もちろん根性だけで仕事は出来ませんが、転職のために自ら努力をして資格を取得したなどと裏付けがあると、しっかりと目標を持って頑張れる人だと思ってもらえるでしょう。