介護職ホームヘルパーから未経験事務職に転職をした30歳女性の体験談

ホームヘルパー介護職として働いていた30歳女性の、未経験の介護事務職への転職体験談を紹介します。

収入と体力的な仕事に不満がありホームヘルパーから転職を決意

転職前は介護職をしていました、業種はホームヘルパーです。パートで4年勤めた後に1年間正社員として雇用されていました。

ホームヘルパーの仕事は、高齢者の方、または体が不自由な方の身体介護をします。

例えば食事のお世話、トイレのお世話、入浴、着替え、歯磨きや爪切りなどの身の回りの事、外出時の付き添いや寝たきりの方の姿勢を変えるといったお手伝いなどをします。

介護福祉士とホームヘルパーの違いは、ホームヘルパーは訪問介護である点でしょう。勤め先は訪問介護事業所で、そこからお客様の自宅に伺います。

職場の人間関係には特に問題なく、基本的に個人作業(訪問して身体介護)なので、気が合わない同僚がいたとしても訪問介護事業所くらいでしか顔を合わせないからです。

そういった点では気楽な面もあったものの、不満なところもいくつかありました。

まず収入としては、パートから正社員となったものの、月収17万と低いものでした。
パートの時は時給が1000円で1日8時間を週5で入っていましたから、月収は16万前後でした。
正社員ならもっと給与が上がるかと思ったのに、残念でしたし不満もありました。

また仕事では、力のあまり無い方の体を支えて入浴や排せつ介添えをする仕事なので、かなりの体力が必要です。女性の私にとってはなおさらです。

20代の頃ならまだいいですが、30代に差し掛かり体力の衰えから腰痛を発症した事もあって、この先続けていくのは大変だと感じました。

仕事の忙しさと大変さに給料が見合わない事と、40代50代まで続けるのは体力的に無理だと思った事から、転職を決意しました。

転職サイトで未経験の介護事務の求人を見つけ16社に応募

私は今までずっと介護職、ホームヘルパーをしてきましたから、体力的に厳しいとしてもなかなか他の職種に未経験転職するのは難しいだろうと考えていました。

ですので、最初は、同じ介護職で、もっと給与が多い事業所に入ろうと思ったのです。しかしネットのタウンワークやe介護転職といった転職サイトを見ても、ホームヘルパーは給与が平均15〜16万程度と収入アップ転職はなかなか難しそうだと思いました。

そこで一般の転職求人サイトにも登録をして求人情報を集めたのです。するとその中に介護事務の求人を多く見つけ、事務の仕事ならば例え給与が同等でも体力的に続けやすいだろうと思い興味をもちました。

転職活動は、ホームヘルパーの仕事をしながら空いた時間に面接へ行っていました。事業所には「1ヶ月後に退職したい」と伝え、その1ヶ月間で何とか転職先を見つけようとしたのです。

求人は、介護職の転職情報サイト「カイゴジョブ」で検索しました、そこからWEB応募をして面接をするという流れです。転職活動期間1ヶ月の間に応募したのは16社でした。

今まで事務の経験がないので求人で「未経験者OK」とあっても、面接では「全くの未経験ですか…」と言われることです。無資格でも応募して良いと書いてあったとしても、Excelが最低限使いこなせないとダメ、などと言われます。

仕事が終わった後に、ExcelとWord、パワーポイントの教本を自宅で練習して必死でした。

資格はないもののなんとか基本的な操作が出来るようになったのは転職活動を始めて3週間目頃、面接では「資格はないが練習中」と勉強している内容を具体的にアピールしました。

そうして何とか16社中1社に採用されました。

介護事務はホームヘルパー職の頃と比べると未経験では転職が難しい、事務系資格がないとなかなか正社員雇用してもらえないと実感しました。

 

カイゴジョブという転職サイトを使って転職活動

カイゴジョブという転職情報サイトを利用しました。
全国各地の介護関係の仕事の求人情報を集めたサイトで、パートに派遣に正社員雇用、そして職種も多く取り揃えています。

会員登録すると更に詳しい求人情報を確認できるので、私のように異業種間の転職を希望する方にはおすすめです。

介護職で正社員雇用を探そうと思っても、出てくるのはパートや派遣雇用の求人ばかりで、滅多に正社員募集の求人が見つかりません。

あったとしても1社2社程度、それだと競争率が高すぎて私のような無資格・未経験者には余計に転職が難しいのです。

しかしカイゴジョブには正社員雇用の求人が数多く存在しています。

だからこそ私は16社と多い数の介護事務面接に挑めましたし、その中の1社に採用される事が出来ました。

介護職の転職求人を探すのであればカイゴジョブのような、介護職に特化した転職サイトを利用するのが一番だと感じたのです。

職種もホームヘルパーにケアマネジャーなど様々な業種が揃っているので、事務系ではなくとも転職しやすいでしょう。

事務職に転職したことで収入は変わらないが体力的にも楽に

介護事務の仕事は主にレセプト作成、介護報酬請求事務です。

私が勤めていた介護事業所や施設などの利用者さんが負担する介護保険料の計算だったり、自治体などへ請求する資料作りをします。

職場は病院(リハビシテーション)、そこで9時〜17時まで事務作業を行います。
利用料の集計だったり介護報酬請求作業など、PCを利用した作業ばかりなので体力は必要ありません。

介護資格は特にいりませんし、社会保険あり、月収18万と以前の職場と同じ勤務時間なのに以前よりよりは少し給料も上がって、働きやすい環境になったと感じました。
転職前は体力を使う仕事でしたが、転職後は頭と集中力とPCスキルが必要な仕事になりました。

スキルといっても研修期間の1ヶ月間でしっかり介護事務の基礎を教えてもらえますし、フォーマットに沿って入力すればいいのでそこまで難しくありません。体を使わない分仕事で疲れる事が減り、腰痛も緩和してきました。

転職前は人手が足りないせいで全然取れなかった有給も取れた事はかなり大きいと思います。事務系の方が福利厚生についてしっかり管理されていると感じました。

転職前と比べると体力的に楽な事、同じ勤務時間と日数で給与が2万上がった事から考えても、転職の満足度は高いです。

事務職なので定年まで続けやすいですし、暑い日も寒い日もご自宅へ伺って身辺介護をする事もないので精神的にも楽です。

不満点が解消した事で、これからもずっとこの仕事を続けて行こうと思える程に、転職して本当に良かったと感じています。

未経験から医療事務への転職は資格があると強い

私の場合は異業種間転職なので、「どうしてホームヘルパーから介護事務に?」という質問が多かったです。

「体力的にも長く続ける事は厳しかったので、以前から興味のあった介護事務をしたいと思いました」と答えると採用されました。

現場から事務系に転職する方は多いみたいなので、そこまで深く理由を聞かれる事はありませんので安心してください。

介護事務は絶対に必要な資格というものがありませんが、PCスキルを求められます。準備しておくとよい事は、Excelやパワーポイントといった事務作業に欠かせないソフトの使用方法を覚える事です。

ハローワークなどでも資格取得講座を開いていますから、まずはそこで資格を取っておくと有利になるでしょう。

介護事務講座といった通信講座なんかもありますから、そこで学んでおいて面接でアピールするのもおすすめです。

そうすると「多少なりとも介護事務の知識がある」と思ってもらえるので、より採用される確率を上げられます。